書道日記

【小野雄慈の想い】鈴鹿墨は滲みが魅力

苦手だった墨のニジミを大好きにしてくれた鈴鹿墨

固形墨は、水分量の調整が難しく、よくにじみます。
わたしはそのニジミがとても苦手でした。

にじむと書いた線の輪郭がボヤケるし、余白は潰れるし、書くたびにテンションが下がっていました。
だから、ニジマない紙、にじまない濃墨を好んで使っていました。

その大の苦手なニジミを鈴鹿墨は一瞬で大好きに変えてくれたのです。

今では鈴鹿墨しか使わなくなったほど。

鈴鹿墨の魅力は、なんと言っても「ニジミ」の美しさと、伊藤さん(職人)の人柄です。
鈴鹿墨ファンとしては、鈴鹿墨の魅力をどんどん伝えていきたいとおもいます。

関連記事一覧

PAGE TOP