書道日記

【仙台冠ロータリークラブ 色紙No.04】医療法人社団 初心会 杜のホスピタル・あおば 鹿野先生

【好意と友情を深める企画 第一弾 #04】

医療法人社団 初心会 杜のホスピタル・あおば 鹿野先生

④回目の訪問は、青葉区八幡にある『杜のホスピタル・あおば』鹿野理事長先生にお会いしてきました。
鹿野先生は、精神科医を専門に施設を経営されていまして、患者様への向き合い方もそうですが、施設に置かれている設備やモノにとても特徴的な方向性があります。

入口にいきなり人力車があったり、大昔の蓄音機があったり、打ち合わせの応接間が杜の中だったり、患者さんそれぞれの自叙伝の冊子をつくってご家族に配るのを12年続けてたり、、、失礼を承知で、、、けれど最大限の敬意で鹿野先生を表現するならば、超〜ぶっ飛んだアーティストでもあります。
(もちろん鹿野先生がそう言った訳ではなく、私の勝手な表現です)

でもそれは趣味なのではなく、全て患者さんに通じる意味のあることを精神科医としてしているに過ぎないのだと、お話を伺っていて強く感じました。
特に、患者さんの自叙伝企画『フォトバイオグラフィー【道】』

は、ビジネスでなく自費で続けている、患者さんを思うからこその辿り着いた企画であると、終始トリハダものでした。

その鹿野先生がお選びになった言葉は【楽】正に、鹿野先生らしさ満点の言葉だなぁと思いました。
そしてお話を伺っていて、アートは人生そのものだと感じました。それを貫くエネルギーこそがアートだなと。私もアーティストの端くれとして、自分の人生そのものを表現していく事がこれからすべきことだとスイッチが入りました!!

毎回毎回思いますが、わたしごときがふらっとお会いできるような方々ではないのです。

【好意と友情を深める精神】ロータリークラブの魅力炸裂なのです。

鹿野先生様、
大変貴重なお時間をありがとうございました。とても楽しい時間を過ごさせて頂きました!

会社紹介

医療法人社団 初心会
杜のホスピタル・あおば
会社ホームページ

入り口にいきなり人力車が2台。特に痴呆症の方を診療している鹿野先生は、患者さんを人力車に乗せて良く出かけるそうです。
遅すぎず早すぎないスピードで揺られていると、患者さんが昔を思い出す瞬間によく遭遇するそうです。

記憶を辿れなくなった患者さんが記憶を取り戻した瞬間。それを見たご家族は皆さん幸せそうだと、鹿野先生はおっしゃいます。

それを語っている鹿野先生の童心の様な眼差しは、とても魅力的でした。それだけで、この病院の高い存在意義を感じます。
私も書道家として、アーティストとして、必要とされる人間になれるよう修行だな。と強く思うのでした。

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